歴史の世界から




読み:れきしのせかいから
ジャンル:エッセイ
巻数:1

内容
信長、秀吉、家康の三巨人をはじめ、別所長治、黒田官兵衛など歴史を彩る人間像をあざやかに浮彫りにし、著者有縁の人々や身辺の事象を愛情をこめて綴る。日本を動かし、時代を支える人間の姿を活写しつつ、自在な発想で現代を考える司馬文学の奥行きを堪能させるエッセイ。

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"歴史の世界から"のレビュー

(評価:4)
信長・秀吉・家康が現代に生きていたら。。
レビュアー: shiba-ryo.com
2006-03-14
新聞や雑誌に読み切りで掲載された作品を集めた読み物集。○○を書き終えて、書評、戦時体験、エッセイなど。統一性はほとんどないけれど、さまざまなジャンルの作品が楽しめる一冊です。

個人的に好きなのは、信長・秀吉・家康について描いている作品。この3人が現代に生きていたら。。。という、歴史好きのオッサンのおしゃべりのような内容なのですが、そうした空想も司馬遼太郎の筆で描かれると格別のおもしろさがあります。
あとはやはり戦車兵として体験した太平洋戦争についてのエッセイ。司馬遼太郎自身はこの忌むべき戦争についてあまり描きたくない様子ですが、戦争を知らない自分たちにとっては非常に貴重な体験談であり、後世に伝えていくべきものであると感じました。

雑多ジャンルの作品集ですが、中身が濃く、勉強になります。司馬歴史小説作品をある程度読み終えている人ならかなり楽しめるのではないでしょうか。
ただ、書評系の作品については元の本をまったく知らないのでさすがにちんぷんかんぷんでした。。。


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