「坂の上の雲」「翔ぶが如く」 司馬遼太郎さん、同時に構想
司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)は17日、司馬遼太郎さんが小説「坂の上の雲」を執筆する際に用いたメモの一部に、「翔ぶが如く」を構想するメモが書かれていたと発表した。それぞれが昭和47年に新聞連載されており、上村洋行館長は「連載をいくつも抱える脂がのった時期で、複数の小説の構想が頭の中で縦横に走っていたことを示す貴重な資料」と話している。
「坂の上の雲」は、明治維新から日露戦争の勝利に至るまでの日本の近代化を描いた作品で、産経新聞夕刊に43年4月から47年8月まで連載。「翔ぶが如く」は、明治維新の立役者となった西郷隆盛らを描き、毎日新聞朝刊に47年1月から51年9月まで連載された。
「坂の上の雲」のメモにはバルチック艦隊を迎え撃つ連合艦隊の様子や東郷平八郎の発言などが書かれ、そのページの右下の部分に、「西郷の思想というのはわかりにくく(略)、かれが尊敬する人物から推してゆく」などと、「翔ぶが如く」への創作姿勢が書かれ、強調するかのように朱色で丸く囲まれていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-00000114-san-soci














