街道をゆく (6) 沖縄・先島への道




読み:おきなわ・さきしまへのみち
ジャンル:紀行文
収録:那覇・糸満/石垣・竹富島/与那国島

内容
沖縄の神々は、砂漠の民の神が天から来るのとちがい、海から来る。古い日本語でも、宗教的な空のことをアマと言い、同時に海をもアマというように、海は神聖者が渡来してくる道なのである。神聖者が渡来するには出発する島が要る。南波照間島はそういう理由で幻出してきた……。

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"街道をゆく (6) 沖縄・先島への道"のレビュー

(評価:4)
沖縄問題
レビュアー: shiba-ryo
2008-04-28
全編沖縄の本作。沖縄の歴史、文化、気候や風土など多岐にわたって描いていますが、やはりもっとも重く、印象に残るテーマは「沖縄を語る上で絶対に避けて通れない」と言う、沖縄問題についてでした。

特に民族や戦争についての考察が印象的で、中でも「軍隊は具体的な国民を守るものではなく、"敵の軍隊に勝つ"という目的のためだけに存在している」と語る部分がものすごく鋭く、心に深く突き刺さる感じがしました。

沖縄問題は結論がないテーマのため若干消化不良な点も残りますが、日本人として読んでおくべき一冊だと思います。


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