街道をゆく (37) 本郷界隈




読み:ほんごうかいわい
ジャンル:紀行文

江戸の境界線、本郷の歴史を、水戸黄門ら江戸期に活躍した人々や明治期の文豪たちの挿話をまじえてひもとく

内容
明治初期、お雇い外国人が住み、日本最初の大学が置かれた街。本郷は近代化を急ぐ当時の日本で、欧米文明を一手に受け入れ地方へ分ける”配電盤”の役を担った。今も残る団子坂、菊坂、真砂町、追分などの往来に、夏目漱石、森鴎外、樋口一葉ら、この街を愛した文豪が書き残した面影をたどる。

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"街道をゆく (37) 本郷界隈"のレビュー

(評価:4)
漱石、鴎外、一葉を読んでから
レビュアー: shiba-ryo.com
2005-05-15
職場が本郷界隈(とは言っても茗荷谷なのであまり近くはないが)なので読んでみました。
江戸の境界線とも言うべきやや特殊な位置にある本郷の歴史をひもときつつ、水戸黄門から近藤重蔵、最上徳内ら江戸期に活躍した人々から夏目漱石、森鴎外、樋口一葉ら明治期の文豪たちまで、本郷にゆかりのある人物が多数登場し、司馬遼太郎独特の語り口での解説によって知識を深められます。

なお、作品中漱石や鴎外、一葉らの作品が数多く引用されるのですが、こうした文豪たちの作品をまったく読んだことがないため"文学の街本郷"の趣きを味わうことができなかったのが残念です。自分の教養・知識の少なさを思い知らされました。
何年か後に、明治の文豪の作品を一通り読んでからもう一度読み直したいと思います。


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