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(評価:4)
戦国人の心理を描いた短編集
レビュアー: shiba-ryo.com
2005-05-15
司馬遼太郎というと「竜馬がゆく」「坂の上の雲」などの大長編小説が有名ですが、短編集も非常に面白い。長編の場合は時代の流れを軸として話が進みますが、短編の場合は人間の内面性が主題になるため、人間味溢れるドラマを味わうことができます。
このように、歴史を題材にして広い視点と狭い視点のそれぞれで名作を遺したという点も、司馬遼太郎のすごさのひとつと言えるのかもしれません。
本作「軍師二人」でも、それぞれの編ごとに一人もしくは二人の主人公がいて、彼らの内面にスポットがあてられています。
個人的に特に良かったのが「雑賀の舟鉄砲」という編。鉄砲だけが取り柄の雑賀門徒が戦国の世で自分の生きる道を模索する様が現実的に描かれており、戦国期の職業軍人の生活や心理を知ることができます。
まずは短編集をきっかけにして、数多い司馬作品を読み進めるのもいいのではないでしょうか。
このように、歴史を題材にして広い視点と狭い視点のそれぞれで名作を遺したという点も、司馬遼太郎のすごさのひとつと言えるのかもしれません。
本作「軍師二人」でも、それぞれの編ごとに一人もしくは二人の主人公がいて、彼らの内面にスポットがあてられています。
個人的に特に良かったのが「雑賀の舟鉄砲」という編。鉄砲だけが取り柄の雑賀門徒が戦国の世で自分の生きる道を模索する様が現実的に描かれており、戦国期の職業軍人の生活や心理を知ることができます。
まずは短編集をきっかけにして、数多い司馬作品を読み進めるのもいいのではないでしょうか。
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