幕末
読み:ばくまつ
収録作:桜田門外の変/奇妙なり八郎/花屋町の襲撃/猿ヶ辻の血闘/冷泉斬り/祇園囃子/土佐の夜雨/逃げの小五郎/死んでも死なぬ/彰義隊胸算用/浪華城焼打/最後の攘夷志士
桜田門外から鳥羽伏見まで、幕末期の暗殺や討ち入りなどを列伝形式で描いた短編集
内容
歴史はときに、血を欲した。このましくないがい、暗殺者も、その兇手に斃れた死骸も、ともにわれわれの歴史的遺産である。そういう眼で、幕末におこった暗殺事件を見なおしてみた。(あとがきより)万延元年三月三日朝、江戸城桜田門外で、春の雪を血で染めた大老井伊直弼襲撃など、十二の事件に幕末狂爛の時代を描く連作小説。
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