新選組血風録




読み:しんせんぐみけっぷうろく
収録作:油小路の決闘/芹沢鴨の暗殺/長州の間者/池田屋異聞/鴨川銭取橋/虎徹/前髪の惣三郎/胡沙笛を吹く武士/三条磧乱刃/海仙寺党異聞/沖田総司の恋/槍は宝蔵院流/弥兵衛奮迅/四斤山砲/菊一文字

局長から平隊士まで。新選組の隊士個々人の活躍を列伝形式で描いた短編集

内容
勤皇佐幕の血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京洛――その治安維持を任務とし、守護職松平容保配下にひとつの集団が組織された。その名は新選組。隊長近藤勇、副長土方歳三以下、<誠>の旗印に参集した熱血の隊士たち。騒乱の世をそれぞれの夢と野心を抱いて白刃とともに生きた男たちの群像を、歴史小説第一人者が鮮烈に描く快作。

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"新選組血風録"へのトラックバック(2件)
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  1. 興味と妄想 より:

    今頃○○○関係の本読んでるよ!のコーナー2―6月20日の週の読書日記(3)(読書日記)
    ★き続き世をはばかってお送りします。書名は、クリックしてご覧下さい。 S馬R太郎『○○○○○録』(角川文庫)  これはもうタイトルはおわかりですね(笑)  し……

  2. おすすめ本と最新映画情報【書評と映画レビュー】 本検索、本通販、映画館、読書感想文、評論、批評 より:

    司馬 遼太郎 (著) 『新選組血風録』 (角川書店、角川文庫)

    司馬 遼太郎 (著) 『新選組血風録』 (角川書店、角川文庫)

     おすすめ度:★★★★

     司馬氏の『燃えよ剣 (上巻)』と『燃えよ剣 (下巻)』……

"新選組血風録"のレビュー

(評価:5)
新選組に学ぶ
レビュアー: shiba-ryo.com
2005-05-15
坂本竜馬、西郷隆盛、近藤勇、土方歳三などの日本史に名を残した英雄ではなく、普段なかなかスポットライトを浴びることのない新選組の平隊士達を中心とした列伝形式の作品です。
沖田総司の淡い恋から隊士同士のドロドロの同性愛、妻子と仕事の間で揺れる隊士の悲劇、白刃を交える壮絶な戦いまで、新選組という組織の中で巻き起こるドラマが凝縮されており、読み応え充分でした。

そんな隊士の目線で描かれている本作を読むと、時代は変わっても人間の本質というものは変わらないということを実感します。いつの時代も人間を動かすのは友情、愛情、嫉妬、出世欲、自己顕示欲などの感情が主であり、本作にはそれが凝縮されています。

現代でも人は必ず会社や学校、地域社会といった組織に所属しています。組織をまとめる人、監視する人、所属する人など立場はさまざまですが、組織の中で生きていく人にとって、本作は大きな教訓となり得る一冊だと思います。


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