街道をゆく (14) 南伊予・西土佐の道




読み:みなみいよ・にしとさのみち
ジャンル:紀行文
収録:南伊予・西土佐の道
伊予と愛媛/重信川/大森彦七のこと/砥部焼/大洲の旧城下/富士山/卯之町/敬作の露地/法華津峠/宇和島の神/吉田でのこと/城の山/新・宇和島騒動/微妙な季節/神田川原/松丸街道/松丸と土佐/お道を

内容
版籍奉還の際、維新政府は、県名をえらぶのに苦心があったらしい。その点、愛媛県は幸運だった。伊予は愛比売で、文字どおりいい女という意味である。ずいぶん粋な言葉を県名にしたものだと思うが、おそらく松山の教養人が『古事記』を披いて、その判断資料にしたのではないか。

タグ: , , , , , , ,

関連ページ

"街道をゆく (14) 南伊予・西土佐の道"へのトラックバック(1件)
トラックバックURL:
  1. ブログ人 より:

     3 天皇  (1)

             ブログ小説                夕陽・少年隊    

"街道をゆく (14) 南伊予・西土佐の道"のレビュー

(評価:4)
伊予松山、宇和島
レビュアー: shiba-ryo.net
2009-02-17
松山といえば坂の上の雲の秋山兄弟、正岡子規。そして宇和島といえば伊達宗城です。(自分の中で)

彼らについて直接は触れませんが、彼ら幕末、明治に活躍した人物たちが生み出された伊予の文化・風土について詳細に描いています。

伊予川の治水を成し遂げた足立重信
死して宇和島藩の礎となった山家清兵衛
砥部焼を作り上げた杉野丈助

など、"武"ではなく"文"の面で突出したエピソードが多く語られているのが、まさに伊予らしさの本質なのだと思います。

そうした歴史も含め、伊予は非常に温厚で成熟した地域であると感じました。
ぜひ一度行ってみたい、また、もし相性が良ければ住んでみたい、というくらい良い印象が残る内容でした。


なお、本書は松山と宇和島の話が中心で、土佐に関してはあまり触れていません。著者も「稿をあらためて書きたい」と言っています。
西土佐だけを目当てにこの本を読もうとしている人にはあまり参考にならないと思うので注意が必要です。


レビューを投稿する