街道をゆく (1) 甲州街道、長州路ほか
読み:かいどうをゆく こうしゅうかいどう、ちょうしゅうじ
ジャンル:紀行文
収録:湖西のみち/竹内街道/甲州街道/葛城みち/長州路
内容
「街道」に息づく歴史、行き交った人々、その土地で出会った人との心のやりとりなどを綴るシリーズ。第1巻は、湖西のみち、竹内街道、甲州街道、葛城みち、そして長州路を歩く。
印象に残った一節
日本の政治というのは、結局は無数の利益団体の欲望を調整するだけの機能にすぎないようである。逆にいえば、それだからこそ日本史上最初の活性力に富んだ経済社会ができたともいえるが、しかしその裏目が出てきて、たとえば大和が大和ではなくなってしまった。日本の建設会社というものは一年も遊んでいればつぶれてしまうのにちがいなく、だから絶えず道路やダムを生産しつづけねばならない。建設会社をつぶさないためには調整権力としてはたえまなく新道路の建設を企画せねばならないのであろう。(葛城みち)








