街道をゆく (19) 中国・江南のみち





読み:ちゅうごく・こうなんのみち
ジャンル:紀行文

内容
私どもの前後を帆走し、あるいは機走しているジャンクの多くはこの舟山群島の漁民たちの船である。島々のまわりで獲れた魚を船に載せ、甬江をさかのぼり、三江口で荷おろしする。船艙を空にしたあと寧波の町をぶらついて野菜や日用品などを買ったりするのかもしれない。(本文より)

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"街道をゆく (19) 中国・江南のみち"のレビュー

(評価:4)
日本文化のルーツを探る
レビュアー: shiba-ryo
2009-08-03
日本文化の源泉について多く書かれています。"江南のみちを歩いて日本の文化・生活のルーツを探る"という印象です。

例をあげると、漢字の呉音、呉服、錦帯橋、うだつ、茶、急須、梅干、酒、など、中国がルーツでその後日本で独自の発展を遂げたものが多く取り上げられており、古代から近世にかけて、中華文明が日本に与えた影響が如何に大きかったかということがよくわかります。

逆に歴史についてはあまり触れられていません。中国の歴史といえば華北が中心だからなのかもしれませんが、欲を言うともう少し司馬遼太郎の中国史観などを語って欲しかったという感があります。


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