街道をゆく (21) 神戸・横浜散歩 芸備の道




読み:こうべ・よこはまさんぽ げいびのみち
ジャンル:紀行文

内容
フランス軍艦が神戸港に入港すると外人墓地に詣でるという。墓碑銘を見て、ミセス・グリーンが43歳で亡くなったことを知った。一般論としては老いの長いことをことほがねばならないが、しかし容色の衰えきらぬころに世を去った美人については、墓はどこかつややかであることを感じた(本文より)

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"街道をゆく (21) 神戸・横浜散歩 芸備の道"のレビュー

(評価:4)
元就と安芸門徒
レビュアー: shiba-ryo
2009-08-28
芸備の道編は、現在の広島県にあたる安芸と備後の国が舞台。
上代の古墳や製鉄、そして戦国期の中国地方の覇者、毛利氏反映の礎を築いた毛利元就などについて描かれています。

毛利氏については、著者の小説でも石山合戦や関ヶ原などを通じて描かれているのをいくつか読みましたが、元就の誕生から死去までを読んだのはこれが初めて。
それほど深く掘り下げているわけでもありませんが、安芸という、浄土真宗が深く根づいた特殊な地をうまく支配した名君ぶりや徳望を垣間見ることができて興味深かったです。

神戸散歩、横浜散歩は開港地つながりの兄弟編。
どちらも日本の近代化に大きな役割を果たし、現在でも日本有数の街・港である神戸と横浜を、港湾都市としての始まりから現在までの歴史を描いています。


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