街道をゆく (23) 南蛮のみち 2




読み:なんばんのみち2
ジャンル:紀行文

内容
ポルトガルは、大西洋の水蒸気を運んでくる海風のおかげで雨が多く、また海水の温度が寒暖の差をすくなくし、いわば常春といっていい。太陽がぞんぶんに照っているという点でも、ヨーロッパでもっともめぐまれている。人間がおだやかで秩序的であり、スペイン的な激情は見られない。

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(評価:4)
大航海時代の栄光と今
レビュアー: shiba-ryo
2009-10-20
バスク地方、スペイン西部を訪ねた一巻に続き、首都マドリード周辺からポルトガルに入る道を行く二巻。

イスラム文明による支配とレコンキスタ、そして大航海時代の栄光と衰退まで。イベリア半島の歴史が簡潔にまとめられており、スペイン・ポルトガル入門に最適な内容。エンリケ航海王子も名前くらいしか知らなかった自分にとっては非常にありがたく、両国の歴史と民族性を知る上でとてもいい一冊になった。
また、良くも悪くも中世ヨーロッパ以来の"らしさ"を失わないスペインとポルトガルを見ると、民族の根幹の部分というのは、何百年を経ても変わらないし、変えられないということがよく分かる。

なお、現代社会は"情報"という海が存在しており、そこは彼らの冒険心を発揮できる場であるように思える。もしかすると近い将来、彼らの活躍の場があるような気がするが、どうだろう。。


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