風塵抄
読み:ふうじんしょう
ジャンル:エッセイ集
内容
(一)恒心とはすなおで不動のものという意味である。ひとびとに恒心がなければ、社会はくずれる。――著者
一九八六~九一年、身近な話題とともに、日本の土地問題、解体した「ソ連」の将来にのこる問題にいたる、激しく動く現代世界と人間を省察。世間ばなしのなかに「恒心」を語る、珠玉の随想集。
(二)いま世界に映っている日本人についての平均的印象は、やはり古来の実直という像ではないかと思える。……(「在りようを言えば」より)
一九九一年十月から九六年二月十二日付まで、現代社会をするどく省察。「ひとびとの心」の在りようを語り、二十一世紀に生きる日本人への痛切な思いと愛をこめて、今甦る著者の最後のメッセージ。







