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"街道をゆく (8) 熊野・古座街道、種子島みちほか"のレビュー
(評価:4)
若衆組
レビュアー: shiba-ryo.com
2008-08-05
若衆組は、明治以前西日本を中心に村落の暮らしに深く根付いていた若者団体の組織です。
日本の歴史、社会の正体を探る手がかりとして"若衆組"を追うことが収録四編の共通したテーマとなっており、「若衆組と日本史」みたいなサブタイトルがついていてもあまり違和感はありません。
ただ、すでに若衆組が絶滅してから半世紀近く経っていることもあり、本作中で若衆組との関わりや濃厚な記憶を持った人とはついに出会えずじまい。その点はやや拍子抜けでしたが、司馬遼太郎の考察は読み応え十分で、それをカバーして余りあるほどです。若衆組が、日本人の精神の一端をなす大きな存在であったことがよくわかりました。
日本の歴史、社会の正体を探る手がかりとして"若衆組"を追うことが収録四編の共通したテーマとなっており、「若衆組と日本史」みたいなサブタイトルがついていてもあまり違和感はありません。
ただ、すでに若衆組が絶滅してから半世紀近く経っていることもあり、本作中で若衆組との関わりや濃厚な記憶を持った人とはついに出会えずじまい。その点はやや拍子抜けでしたが、司馬遼太郎の考察は読み応え十分で、それをカバーして余りあるほどです。若衆組が、日本人の精神の一端をなす大きな存在であったことがよくわかりました。
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