草原の記




読み:そうげんのき
ジャンル:紀行文

内容
史上空前の大帝国をつくりだしたモンゴル人は、いまも高燥な大草原に変わらぬ営みを続けている。少年の日、蒙古への不思議な情熱にとらわれた著者が、遥かな星霜を経て出会った一人のモンゴル女性。激動の20世紀の火焔を浴び、ロシア・満州・中国と国籍を変えることを余儀なくされ、いま凛々しくモンゴルの草原に立つその女性をとおし、遊牧の民の歴史を語り尽くす感動の叙事詩。

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  1. The Intelligent Investor より:

    『草原の記』
    『草原の記』読了。
    草原の記新潮社司馬 遼太郎(著)発売日:1995-09おすすめ度:amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy)
     司馬遼太……

"草原の記"のレビュー

(評価:4)
草原に生きる遊牧民族
レビュアー: shiba-ryo.com
2006-03-01
司馬遼太郎が実際にモンゴルへ訪問した際の体験と、豊富な歴史知識・洞察、そして美しい草原風景の描写を織り交ぜながら描かれた作品。
司馬遼太郎は学生時代、蒙古語学科で学んでいただけあり、全般的にモンゴルに対する格別の思い入れが感じられる内容となっています。

現在、モンゴルといえば大相撲界を席巻するモンゴル人力士たちがまず思い浮かびます。とはいってもモンゴルについては全く知識がなく、そんな状態で読み始めたのですが、その歴史と民族を知る上で非常にいい勉強になりました。紀元前の匈奴時代からチンギス・ハーンの元帝国、そして社会主義国家の成立まで。モンゴルが辿ってきた歴史を紐解き、その根底にある農耕民族と遊牧民族の決定的な価値観の違いについて学ぶことができます。

司馬遼太郎ファン以外にも、モンゴルについて勉強したい人にもおすすめの一冊です。短い作品ながらも、中身の濃い一冊でした。


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