アメリカ素描




読み:あめりかそびょう
ジャンル:紀行文

内容
普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。―初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。

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  1. すばらしき新世界 より:

    105円の本達:司馬遼太郎「アメリカ素描」
    珍しい本である。司馬遼太郎といえば歴史小説であり、随筆も多く残した人気作家であ…

  2. The Intelligent Investor より:

    司馬遼太郎とアメリカとロシア
     さて、いまだに司馬遼太郎の本が読み尽くせません。ときどき合間をみて何冊か読んでますが、作品数が多すぎて全部を読み尽くすのは難しそうです。とりあえず最近読……

"アメリカ素描"のレビュー

(評価:5)
アメリカ社会の本質を描く
レビュアー: shiba-ryo.com
2006-01-14
司馬遼太郎が実際にアメリカを訪問して描いた紀行文。20世紀以降世界の王者として君臨しつづけるアメリカを、司馬遼太郎がその豊かな知識と感性で、アメリカ国家のルーツやその強さの源に迫ります。
第一部カリフォルニア編、第二部ニューヨーク編の二部で構成されており、連載時期は昭和六十年だが、アメリカ社会の本質を描いているため古さはほとんど感じません。


日本とアメリカは同盟国として既に50年以上の交流がありますが、互いに相手の国家や文化の本質を理解せずに付き合いを続けている感があります。そうした状況を打開するためにも、日本の文化・民族・国家を知り尽くした司馬遼太郎が描いた本書には、日本人のアメリカ理解を大いに深めるために非常に有益なものであると思います。

相手と付き合うにはまず相手をよく知ることが大事。現代に生きる社会人として、アメリカ考察の初歩としてぜひ読んでおきたい一冊です。


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