市観光マップ中部版を作製 司馬遼太郎碑建立を機に
佐野ユネスコ協会が、市内3部作となる観光マップ作りに取り組んでいる。作家司馬遼太郎の文学碑が昨年5月、植野地区公民館に建立されたのがきっかけ。東京や埼玉などから碑を訪れる人も多いが、周辺を紹介する観光マップがほとんどなく、せっかく訪れた人たちの期待に応えたいと昨年、市南部のマップを作製。好評だったため、今年は中部版を作った。来年は北部版を作って市内全域を網羅する予定だ。
司馬は終戦間際、陸軍将校として市内に駐屯。部隊は植野国民学校(現植野小)を兵舎として使った。佐野とのかかわりを伝える碑の建立を市民有志が計画。資金集めなどに同協会も協力し、同校に近接する同公民館に碑が建てられた。
昨年作製したマップは「市南部の歴史と文化を訪ねて」。司馬の碑や戦車を隠したとされる赤城神社など、歴史中心の散策マップに仕上げた。第2弾の「市中部の水と緑を訪ねて」は、出流原弁天池やみかも山、城山公園など美しい景観の観光スポットをまとめた。
編集は同協会事務局の亀田宮吉さん(69)らが担当。日本ユネスコ協会連盟が昨年から進める「未来遺産運動」に沿って「100年後の子どもたちに伝えたい文化・自然遺産を選んだ」という。
マップはB3判。折り畳むとポケット判になる。表面に地図、裏面に解説を付けた。佐野駅前の市駅前交流プラザなどで手に入る。無料。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100806/364276














