日本人を考える





読み:にほんじんをかんがえる
ジャンル:対談集
巻数:1

内容
ますます混迷の度合いを深める、この現代という時代を、日本人はいかに生きればよいのか─歴史文学の巨匠がさまざまの賢人達と縦横に語りあい、そして思索する。
対談者――梅棹忠夫、犬養道子、梅原猛、向坊隆、高坂正堯、辻悟、陳舜臣、富士正晴、桑原武夫、貝塚茂樹、山口瞳、今西錦司。

印象に残った一節
・愛国心とかナショナリズムは、二番手を走っている国や都会にあるんですよ。大学でも、東京大学には格の意識だけあってナショナリズムはありませんけれど、京都大学にはありますでしょう。

・生まれつき才能のある人間は、どこにおいても伸びるんやな。(笑)だってそうでしょう、釈迦やキリストのような人は、いったいどこの大学卒業したんや。(笑)

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"日本人を考える"のレビュー

(評価:4)
日本人の本質に迫る対談集
レビュアー: shiba-ryo.com
2006-09-27
昭和44年~46年にかけて行われた対談を集めた作品。なお、対談は本作に収録されたもの以外もあったそうですが、時事的でありすぎたために収録しなかったそうです。

対談の相手は各界の著名人たちばかり。聡明な頭脳同士が対談という形で互いの知識・知恵を合わせ、日本の歴史・人間・社会の姿があぶり出していき、そこから日本の未来を予想、あるべき姿を描いています。中には未来(つまり現代)をかなり正確に言い当てているものもあり、驚くことも少なくありませんでした。

多彩な相手と、多彩なテーマで展開される司馬遼太郎対談集。読み応えのある一冊です。


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