歴史を考える




読み:れきしをかんがえる
収録作:
日本人よ”侍”に還れ/萩原延壽
日本宰相論/山崎正和
敗者の風景/綱淵謙錠
日本人の世界構想/山崎正和

内容
日本の歴史を考えること、それは現在の、そして未来の日本を知るための一番確かな方法であろう。歴史に造詣の深い萩原延壽、山崎正和、綱淵謙錠各氏と歴史小説の巨匠が、談論風発のうちに、千数百年に亙るわが国の政治、文化の特殊性を模索し、その底に流れる原理を探り、本質に迫らんとする豊かな内容と示唆に富んだ対談集

タグ: , ,

関連ページ

"歴史を考える"へのトラックバック(0件)
トラックバックURL:

"歴史を考える"のレビュー

(評価:4)
複数の視点で語る日本史
レビュアー: shiba-ryo.com
2006-02-02
はじめて読んだ司馬遼太郎の対談集。当たり前だけど、対談なので司馬遼太郎のコトバは半分。ちょっと物足りない感もありますが、複数の視点から日本の歴史について意見を出し合うのもなかなかおもしろく、小説やエッセイとはまた違った味があります。

収録4編はいずれも日本の歴史を題材にし、対談相手と共に語る日本の国家、民族、人々の特徴、特異性は勉強になります。また東条英機の総理大臣任命のエピソード、宝石や黄金に対する日本人の価値観など、薀蓄として使えそうなネタもあり、楽しめました。

なお、本作では文中のところどころで難しいカタカナ英語や、西洋史の人名、当時の時事ネタなどが出てくるため、電子辞書を何度も開きました。そのあたり、日ごろ慣れ親しんだ歴史小説と違い少し戸惑いがありましたが、その分勉強にはなるので良かったと思います。


レビューを投稿する