西域をゆく




読み:せいいきをゆく
ジャンル:対談集

内容
「四十年かけて、ここまで歩いてきたようなものだから、草臥れた」ホータンに着いた日、二人は昏々と眠った。少年の頃からの憧れの地を踏んだ作家達は何を見、何を感じたのか。同行した両氏が旅の興奮さめやらぬままに語った、それぞれの「西域」。東洋の古い歴史から民族、そしてその運命へと熱論は続く。

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"西域をゆく"のレビュー

(評価:4)
西域へのロマンを語る対談
レビュアー: shiba-ryo
2010-10-08
西域文学の大家として高名な井上靖と司馬遼太郎による対談集。

中国へ旅行すること自体が非常に難しかった時代に西域へ旅したとあって、両氏とも高名な小説家でありながら、少年のように興奮した様子で旅程や感想を語る様子がちょっと微笑ましかったりもします。

なお内容はやや専門的です。
敦煌は自分も昔読みましたが、もう7~8年も前のことで、位置関係もぼんやりとしか記憶していないため、ちょっとついていけない感がありました。

これは街道をゆくの北海道編(考古学中心の内容)でも感じたのと同じものです。基本的に自分の勉強不足がいけないのですが、素人にはちょっと立ち入れない雰囲気があるのは確かだと思います。

地図や写真なども少ないので、NHKスペシャルのシルクロードを見るとか、読む前にビジュアル面で西域を予習しておいたほうがより楽しめると思います。


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